今日はホンダの人気原付「ディオ AF62」のオイル交換について、分かりやすくまとめます。

原付にとってエンジンオイルは“血液”のようなもの。これを放置すると燃費悪化や異音、最悪の場合エンジン焼き付きの原因にも…。でも、やり方さえ知っていれば自宅で簡単に交換できてしまうんです。

今回は「初めてオイル交換に挑戦する方」でも迷わないよう、写真を撮るイメージでステップごとに解説していきます。


交換目安はどのくらい?

  • 新車:最初の 1,000km で一度交換
  • 以降:2,000~3,000kmごと または 半年に一度 が理想

街乗りメインの方でも、最低でも年に一度は交換してあげましょう。


必要なもの

  • エンジンオイル(10W-30/ホンダ純正推奨)
  • 17mmのソケットレンチ
  • オイル受け皿
  • オイル処理ボックス(ボロ布)
  • じょうご(あると便利)

オイル量は 0.7リットル程度。1リットル缶を買えば十分です。


実際の手順

① エンジンを少し温める

数分アイドリングしてオイルを温めると、スムーズに抜けます。

② ドレンボルトを外す

車体右側、下部にある17mmのボルトがドレンです。
オイル処理ボックス(ボロ布や受け皿)を置いてゆっくり緩め、オイルを抜きます。

③ オイルをしっかり抜く

完全に抜けるまで3〜5分待ちます。車体を少し傾けると残りも出やすいです。

④ ドレンボルトを締める

パッキンに異常がないかチェックしてから締め直します。
締めすぎ注意!(トルクレンチがあれば安心です)

⑤ 新しいオイルを入れる

給油口から0.7Lを注ぎます。じょうごを使うとこぼさずラクです。

⑥ レベルゲージで確認

キャップを閉めずに差し込んでオイル量をチェック。適正範囲にあればOK。


仕上げ

最後にエンジンをかけて1〜2分アイドリング。
オイルが循環したら再度ゲージで量を確認し、不足があれば追加しましょう。


まとめ

  • AF62は 0.7L のオイルでOK
  • 交換サイクルは 2,000〜3,000kmごと
  • 自分でやれば 工賃0円、オイル代だけ

慣れてしまえば10分程度でできる作業です。バイクの健康と長寿命のために、ぜひ定期的なオイル交換を習慣にしてください。